2019年9月21日土曜日

ノズルの考察

足踏み式ハンダ吸い取り器の吸い取り口を収縮チューブからテフロンチューブに変更しました。

耐久性は向上しましたが、吸い込み性能は柔軟性のある収縮チューブの方が良いように思います。
特に部品を外したハンダに埋まっているスルーホールの開通では、リード線などの物理的な目標がないためにスルーホールの穴にノズルを合わせるのに苦労します。
これを解決する方法を試行します。

コテを外さなくてもノズルが密着しやすいようにニッパーで①と②の二箇所に切れ込みを入れ、コテが嵌る口を設けました。
横から見ると③の様に斜めの切れ込みになります。

この様にコテ先を、スルーホールに当てて・・・

その上から、吸い取り口の切れ込みをコテ先に挟み込み、ハンダを吸い取ります。
こうすると、吸い取り口の位置が安定しますし、吸い込む圧力が逃げにくくなり、スルーホールの開通が成功しやすくなります。

スッポンのノズルにもこの加工は有効です。


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