2019年6月9日日曜日

低温度ハンダの作り方

低温ハンダは、鉛フリーはんだではない、鉛50%,錫50%の組成に近い普通のハンダに、ビスマスを加えることで作ることができます。
ビスマスは無毒の金属で、ここで作る低温ハンダも鉛の毒性のみが取扱い上の注意となります。
この鉛50%,錫50%の組成に近い普通のハンダと、ビスマスを半々に混ぜて低温ハンダを作ります。
この低音ハンダの融点は、96度以上の水の沸騰するくらいの温度になります。
写真1
ビスマス・インゴットをニッパで齧って、欠片をハンダと同じくらいの量作ります。
写真2
ハンダこてで溶かして、よく混ぜ合わせます。
ここで、酸化皮膜,ゴミなどは片方に寄せて、ピンセットで排除します。
均一に混ぜ合わさることができたら、水銀のようなものになり、なかなか固体にはなりません。
写真3
棒状に成形した上、ドライヤーなどで風を送って冷やします。

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